千葉駅改良工事で何が変わるの?
2011年9月から長く続いてきた千葉駅改良工事も、いよいよ大詰めを迎え、新駅舎開業まであと2ヶ月となりました。今日は千葉駅の改良工事で何が変わるのかをご紹介したいと思います。
千葉駅の歴史
戦前の千葉駅は、現在の東千葉駅付近にありました。当時の千葉駅は、東京方面から内房線・外房線方面へ向かう場合は、方向転換(スイッチバック)をする必要がありました。
しかし、東京大空襲を受け、駅舎が復旧できないほどの被害をもたらしました。そこで1963年、駅舎を建て替えると同時に、スイッチバックを解消するために、千葉駅を現在の位置に移転して建て替えが行われました。
改良工事前の問題点
話を現代に戻します。築50年以上の長い歴史を持つ、改良工事前の千葉駅には、多くの問題点がありました。
- 東口コンコースは柱が多く立ち、暗く狭い。
- 地元ユーザーから「千葉駅ダンジョン」と呼ばれるほどです。
- 東口から西口・北口へ行く場合は道路を通る、または地下道を通るしかない。
- 改札を抜ければ簡単ですが、入場券を買わなくてはいけないので不便です。
- すでに移転からかなりの年月が経っており、老朽化が進んでいる。
- 首都直下型地震が来たときが不安です。
- 千葉都市モノレールとの乗り換えが不便。一度駅を出て長いエスカレーターを上がる必要がある。
- 最近開業したので仕方ない気がしますが、外に出なくてはいけないのでなおさら不便です。
こうした問題を解決するため、長い長い工事が行われました。
新駅舎開業で変わること
ペデストリアンデッキが新設!
西口と東口を繋ぐペデストリアンデッキが完成し、駅構内の移動が便利になります。
駅ナカをさらに楽しめる!
新駅舎が開業すると、改札階部分の駅ナカ「ペリエ」がオープンします。他のフロアも2017年夏頃の開業が予定されています。
いかがでしたか?
ちなみに、今日発表された情報によると、千葉駅新駅舎の開業は、11月20に決定したようです!
詳しくはこちら→http://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1608_1120newchiba.pdf
さっそく興奮した私は、カウントダウンを作成してしまいました。