スペースワールド閉園によせて
2017年12月31日、福岡県北九州市のテーマパーク「スペースワールド」が閉園し、27年間の歴史にピリオドが打たれました。私も旅好きとして、スペースワールドに訪れてみたかったのですが、その夢は叶いませんでした...。
2016年12月に突然発表された閉園。「魚を氷漬けにしたスケートリンク」が全国で話題となり、炎上騒ぎになって中止に追い込まれた後の発表でした。閉園発表後のCMでスペースワールド運営会社の社長が言った「なくなるヨ!全員集合」の一言。このフレーズから、スペースワールドの最後の1年がはじまりました。
街のシンボルがなくなることは、本当に寂しいことです。私の住む千葉県でも、ここ近年で大きなお店が相次いで閉店しました。2016年度はそごう柏店、千葉パルコ、千葉三越の3つのお店が閉店。特に千葉駅エリアにあった千葉パルコと千葉三越は、私が小さかったころからお世話になっていました。
ですが、今回なくなったのは「テーマパーク」。人と人が出会い、思い出が集まり、笑顔が生まれる場所がなくなるのは本当に悲しくなるし、寂しくなります。
そんな中、スペースワールドはすごいことをしました。それは、地球から遠く離れた小さな星に「SPACE WORLD」という名前をつけたのです。流石、宇宙をテーマにした遊園地だなと思いました。スペースワールドが遠い星で永遠に続くのって、なんだか神秘的で、感動です。
そして迎えたグランドフィナーレ。私はYouTubeで最後の瞬間を見届けました。お客さんの「ありがとう!!」という声が聞こえると、涙がこぼれてきました。
スペースワールドの最後のCMソングも、本当に泣けてきます...。
......スペースワールド、行きたかったなぁ...。